浅田真央振付師によるプログラム [浅田真央]
今回は浅田真央振付師によるプログラムについて書いてみたいと思います。
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2014年のソチ五輪もいよいよ近づいてきましたね。
ソチでは日本のメダル有力競技として、期待されているフィギュアスケートですが、メダル獲得に向けては振付師の存在も大きな鍵になってきます。
日本や各国の有力の選手がどの振付師に依頼するかは、注目される要素の一つです。
世界各国の振付師をご紹介する前に、
まずは、フィギュアスケートランキングをチェックしてくださいね♪
<カナダ>
カナダは今やフィギュアスケートのコリオグラファー界では最大勢力を持っています。
新採点システムになって以後、より点数のとれるプログラムを求め、世界トップクラスの選手がカナダの振付師を訪ねています。
■ローリー・ニコル
現在、フィギュア界で最も影響力のある振付師です。
演技の繋ぎを巧みに組み込んだプログラムが特徴で、彼女のプログラムは点数が出やすいといってもいい程、新採点システムに即した振付が武器です。
新採点システム以前からも名作を数多く生み出していて、数え切れない程の世界のトップ選手が彼女のプログラムで滑っています。
振付師ローリー・ニコルのプログラム
●ミシェル・クワン/1996年世界選手権FS『サロメ』
ミシェル・クワンを初の世界女王に輝かせた名作「サロメ」。
このプログラムでローリー・ニコル自身も一躍世界の名だたる振付師となったのですね。
ミシェル・クワンはこの官能的なプログラムを若さ溢れるスピード感をもって滑りきり、ディフェンディングチャンピオンの陳露とのノーミス対決を制して見事世界女王になったのでした。
クワンと振付師ローリーでのプラグラムで、この後も数多くの名作を生み出しました。
●浅田真央/2006年スケートアメリカSP『ノクターン』
浅田真央と振付師ローリーの2年目のコラボとなったのがこの『ノクターン』です。
前年では『くるみ割り人形』でキュートな演技を見せましたが、1年経て浅田真央の可愛らしさを無理に壊さずに、更に上質な美しさを兼ねそなえた名プログラムを作ってくれました。
これ以降も数多くのローリーの名プログラムを滑りましたが、集大成のソチ五輪もSPはローリーが振付とのことです。
●浅田真央/2013年グランプリファイナルSP『ノクターン』
浅田真央にとってはソチが現役最後のシーズンとなり、再びこの『ノクターン』を滑ることに決めました。
2006年のシニアデビューシーズンにみせた天真爛漫な『ノクターン』から7年を経た今、
浅田真央自身もたくさんの練習を重ねた努力によって、数々の苦難も乗り越えてきました。
そしてファンだけなく誰もが見とれてしまう美しいプログラムが完成したのですね。
ジャンプ、スピン、ステップ、スケーティングどれも最高で、いつまでも記憶に残る素晴らしい作品だと思います。
振付師ローリーニコルの名作の一つ『オペラ座の怪人』のプログラムは、パトリック・チャンが2シーズン滑っています。
2010-2011のシーズンでは、パトリック・チャンも4回転をマスターして、カナダ選手権、世界選手権ではフィギュア史に残るような素晴らしい演技を披露しましたね。
ですが方向性の違いなどもあり2011-2012シーズンをもって一時決別したようです。
エヴァン・ライサチェク(米国)を4回転なしでの優勝に導き、彼の魅力をプログラムで存分に引き出しのもローリー・ニコルです。
他に今までに注目を浴びた振付師では、
カナダ人のデビッド・ウィルソンが振り付けた衝撃的な「007」を、金妍兒(キム・ヨナ)は滑りましたね。
安藤美姫や織田信成を手掛けたニコライ・モロゾフ(ロシア)、高橋大輔の「道」を作り上げたパスカーレ・カメレンゴ(イタリア)などが 現在、注目を浴びています。
それ以前でも振付師と名高いサンドラ・ベジック(カナダ)。
1998年の長野五輪のころには北米のほとんどのトップ選手が彼女に依頼するという程の超売れっ子振付師でした。
そんな売れっ子振付師の彼女は、日本チームにとっ ては夢の振付師だったそうです。
もう一人人気の振付師サラ・カワハラ(カナダ)も日本の選手を見てもらう夢は叶わなかったようです。
ただ一人日本人でサラ・カワハラの作品を滑ったことがあるスケーターは、プロになってからの佐藤有香くらいだと言うことです。
フィギュア後進国だった日本の選手は、当時の超売れっ子振付師になかなか見てもらえない…。そんな不遇な時代もあったそうです。
アメリカの振付師ではリーアン・ミラーで、彼女も古くから活躍している振付師です。
2002、2003年と世界選手権を2年連続で制したシェン&ツァオ組(中国)の「トゥーランドット」などが高く評価されていますね。
日本選手との縁も深く、本田武史、高橋大輔、恩田美栄、安藤美姫、浅田真央と、たくさんの選手が彼女の指導を受けていました。
ロシア出身の振付師で浅田真央の作品を手掛けて話題になったタチアナ・タラソワは、もうずいぶん前から コーチ兼振付師として活躍していました。
タラソワ門下生だったニコライ・モロゾフは、荒川静香、高橋大輔、安藤美姫、織田信成、村主章枝のコーチでした。
振付師としてはさらに多く、本田武史、竹内洋輔、恩田美栄、浅田舞…。
日本選手たちと縁が深い人物であり、現在のフィギュアスケート界で、最も注目されている振付師の一人です。
最近では安藤美姫の子供の父親?でも話題になりましたね。
ここまで取り上げましたすべての振付師は、現役時代にアイスダンスの選手だったという人たちが多いようです。
リー・アン・ミラーやタチアナ・タラ ソワのようにペア出身、ローリー・ニコルやデイビッド・ウィルソンのようなシングル出身もいます。
選手人口からすると圧倒的に「元アイスダン サー」の活躍率が高いようです。
やはりフィギュアスケート4種目のなかで、アイスダンスの選手は最も振付師向きなんですね。
最後に、やはりアイスダンス出身、そして日本人振付師としてぜひ期待を寄せたい一人、宮本賢二さん。
彼は01、02年のアイスダンス全日本チャンピオンで、世界選手権にも出場経験があります。
現役時代はフランスで練習を重ねて、引退後は日本では珍しい専業振付師となり、たくさんの日本選手にプログラムを 提供しています。
フィギュアスケート 浅田真央選手の名プログラム10選
⇒http://www.rankingshare.jp/rank/ivoomlqdek?lf=twitter
あなたならどのプログラムを選びますか?
今回は浅田真央振付師による印象に残るプログラムについて書いてみました。
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2014年のソチ五輪もいよいよ近づいてきましたね。
ソチでは日本のメダル有力競技として、期待されているフィギュアスケートですが、メダル獲得に向けては振付師の存在も大きな鍵になってきます。
日本や各国の有力の選手がどの振付師に依頼するかは、注目される要素の一つです。
世界各国の振付師をご紹介する前に、
まずは、フィギュアスケートランキングをチェックしてくださいね♪
<カナダ>
カナダは今やフィギュアスケートのコリオグラファー界では最大勢力を持っています。
新採点システムになって以後、より点数のとれるプログラムを求め、世界トップクラスの選手がカナダの振付師を訪ねています。
■ローリー・ニコル
現在、フィギュア界で最も影響力のある振付師です。
演技の繋ぎを巧みに組み込んだプログラムが特徴で、彼女のプログラムは点数が出やすいといってもいい程、新採点システムに即した振付が武器です。
新採点システム以前からも名作を数多く生み出していて、数え切れない程の世界のトップ選手が彼女のプログラムで滑っています。
振付師ローリー・ニコルのプログラム
●ミシェル・クワン/1996年世界選手権FS『サロメ』
ミシェル・クワンを初の世界女王に輝かせた名作「サロメ」。
このプログラムでローリー・ニコル自身も一躍世界の名だたる振付師となったのですね。
ミシェル・クワンはこの官能的なプログラムを若さ溢れるスピード感をもって滑りきり、ディフェンディングチャンピオンの陳露とのノーミス対決を制して見事世界女王になったのでした。
クワンと振付師ローリーでのプラグラムで、この後も数多くの名作を生み出しました。
●浅田真央/2006年スケートアメリカSP『ノクターン』
浅田真央と振付師ローリーの2年目のコラボとなったのがこの『ノクターン』です。
前年では『くるみ割り人形』でキュートな演技を見せましたが、1年経て浅田真央の可愛らしさを無理に壊さずに、更に上質な美しさを兼ねそなえた名プログラムを作ってくれました。
これ以降も数多くのローリーの名プログラムを滑りましたが、集大成のソチ五輪もSPはローリーが振付とのことです。
●浅田真央/2013年グランプリファイナルSP『ノクターン』
浅田真央にとってはソチが現役最後のシーズンとなり、再びこの『ノクターン』を滑ることに決めました。
2006年のシニアデビューシーズンにみせた天真爛漫な『ノクターン』から7年を経た今、
浅田真央自身もたくさんの練習を重ねた努力によって、数々の苦難も乗り越えてきました。
そしてファンだけなく誰もが見とれてしまう美しいプログラムが完成したのですね。
ジャンプ、スピン、ステップ、スケーティングどれも最高で、いつまでも記憶に残る素晴らしい作品だと思います。
振付師ローリーニコルの名作の一つ『オペラ座の怪人』のプログラムは、パトリック・チャンが2シーズン滑っています。
2010-2011のシーズンでは、パトリック・チャンも4回転をマスターして、カナダ選手権、世界選手権ではフィギュア史に残るような素晴らしい演技を披露しましたね。
ですが方向性の違いなどもあり2011-2012シーズンをもって一時決別したようです。
エヴァン・ライサチェク(米国)を4回転なしでの優勝に導き、彼の魅力をプログラムで存分に引き出しのもローリー・ニコルです。
他に今までに注目を浴びた振付師では、
カナダ人のデビッド・ウィルソンが振り付けた衝撃的な「007」を、金妍兒(キム・ヨナ)は滑りましたね。
安藤美姫や織田信成を手掛けたニコライ・モロゾフ(ロシア)、高橋大輔の「道」を作り上げたパスカーレ・カメレンゴ(イタリア)などが 現在、注目を浴びています。
それ以前でも振付師と名高いサンドラ・ベジック(カナダ)。
1998年の長野五輪のころには北米のほとんどのトップ選手が彼女に依頼するという程の超売れっ子振付師でした。
そんな売れっ子振付師の彼女は、日本チームにとっ ては夢の振付師だったそうです。
もう一人人気の振付師サラ・カワハラ(カナダ)も日本の選手を見てもらう夢は叶わなかったようです。
ただ一人日本人でサラ・カワハラの作品を滑ったことがあるスケーターは、プロになってからの佐藤有香くらいだと言うことです。
フィギュア後進国だった日本の選手は、当時の超売れっ子振付師になかなか見てもらえない…。そんな不遇な時代もあったそうです。
アメリカの振付師ではリーアン・ミラーで、彼女も古くから活躍している振付師です。
2002、2003年と世界選手権を2年連続で制したシェン&ツァオ組(中国)の「トゥーランドット」などが高く評価されていますね。
日本選手との縁も深く、本田武史、高橋大輔、恩田美栄、安藤美姫、浅田真央と、たくさんの選手が彼女の指導を受けていました。
ロシア出身の振付師で浅田真央の作品を手掛けて話題になったタチアナ・タラソワは、もうずいぶん前から コーチ兼振付師として活躍していました。
タラソワ門下生だったニコライ・モロゾフは、荒川静香、高橋大輔、安藤美姫、織田信成、村主章枝のコーチでした。
振付師としてはさらに多く、本田武史、竹内洋輔、恩田美栄、浅田舞…。
日本選手たちと縁が深い人物であり、現在のフィギュアスケート界で、最も注目されている振付師の一人です。
最近では安藤美姫の子供の父親?でも話題になりましたね。
ここまで取り上げましたすべての振付師は、現役時代にアイスダンスの選手だったという人たちが多いようです。
リー・アン・ミラーやタチアナ・タラ ソワのようにペア出身、ローリー・ニコルやデイビッド・ウィルソンのようなシングル出身もいます。
選手人口からすると圧倒的に「元アイスダン サー」の活躍率が高いようです。
やはりフィギュアスケート4種目のなかで、アイスダンスの選手は最も振付師向きなんですね。
最後に、やはりアイスダンス出身、そして日本人振付師としてぜひ期待を寄せたい一人、宮本賢二さん。
彼は01、02年のアイスダンス全日本チャンピオンで、世界選手権にも出場経験があります。
現役時代はフランスで練習を重ねて、引退後は日本では珍しい専業振付師となり、たくさんの日本選手にプログラムを 提供しています。
フィギュアスケート 浅田真央選手の名プログラム10選
⇒http://www.rankingshare.jp/rank/ivoomlqdek?lf=twitter
あなたならどのプログラムを選びますか?
今回は浅田真央振付師による印象に残るプログラムについて書いてみました。
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