フィギュアスケート団体ルール [フィギュアスケート団体]
今回はフィギュアスケート団体ルールについて書いてみたいと思います。
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今回ソチオリンピックでは新種目「フィギュアスケート団体戦」が追加されましたね。
もうフィギュアスケート団体戦のSP男子とペアは開会式前に始まりました。
なぜこのように開会式前に競技が始まるのかって疑問に思いませんか?
実はオリンピック憲章での規定で、大会の開催期間が開会式当日を含めて16日を超えてはならないと定められているそうです。
競技の参加数の関係などで、オリンピック期間内の16日間では、全試合を消化できない競技は、開会式前から始めるということです。
だからソチオリンピックでも開会式前に試合が始まってる競技があったのですね。
今回ソチオリンピックから新たに加わったフィギュアスケート団体戦なので、ちょっとルールがわからない方も多いでしょう。
私もテレビで観戦してみて、ルールがわからなくて、もっとルールを知ってると、楽しみながら応援できると思いましたので、フィギュアスケート団体のルールについて調べてみました。
まずは、フィギュアスケートランキングをチェックしてみてくださいね。
★フィギュアスケート団体戦とは?
男女シングル、ペア、アイスダンスの4種目の合計ポイントで順位を争い、フィギュアスケートの総合力を競う国別対抗戦のことです。
ペア・アイスダンスは、1組の男女による演技となります。
フィギュアスケート団体に参加できる条件はどうなのでしょうか?
★出場できる国のルールは?
選考対象となる複数大会で順位に応じたポイントが与えられ、各国の男女シングル上位各1名、ペア、アイスダンス上位各1組の最大獲得ポイントの合計を集計し、上位10か国が出場できます。
ちなみに選考対象となる複数大会とは、2013年世界選手権、2013年四大陸選手権、2013年ヨーロッパ選手権、2013年世界ジュニアフィギュアスケート選手権、2013年グランプリシリーズ(ファイナル含む)、2013年ジュニアグランプリファイナルを除くジュニアグランプリシリーズです。
★出場資格のルールは?
13年の世界選手権や'13-'14年シーズンのグランプリシリーズ(GP)など、それぞれのシーズンの各種目でもっともよい成績を残した選手(組)の合計ポイントで出場権が決定します。
・出場国の国籍を所持している。
・個人種目の出場権を、3種目以上で獲得していること。
・団体戦に出場する選手は個人戦出場選手より選ばれる。ただし、個人の出場資格のない種目がある場合は、団体要員を出場させることができる。
・FS/FDでは最大2人まで選手を交代できる。
(ペア、ダンスに関しては1組=1人と考えるので最大2組が交代可能。シングル1人+ペア1組等の組み合わせも可能。)交代選手も個人戦出場選手の中から選ばなければならない。
今回のソチオリンピック団体戦出場10か国です。
1.カナダ(6053pt)
2.ロシア(5459pt)
3.アメリカ(5274pt)
4.日本(4062pt)
5.イタリア(3707pt)
6.フランス(3626pt)
7.中国(3609pt)
8.ドイツ(3596pt)
9.ウクライナ(1528pt)
10.イギリス(1261pt)
ここからがいよいよフィギュアスケート団体のルールについて書いていきますね。
★フィギュアスケート団体のルールは?
男女シングル・ペア・アイスダンスの4種目それぞれでショートプログラム(SP)を行います。
このショートプログラムで上位5カ国だった国が、次に進めてフリースタイルを行い、メダルを争うという形になります。
SP・FSともに採点によるスコアで順位をつけ、その順位をポイントに換算。
1位10P、2位9Pと順位が下がるごとにポイントが1ずつ減り、最下位10位では1P。
出場しない種目は0Pとなります。
ショートプログラムで点数を取らないと、フリーには進めないんですね。
全種目の合計だから、難しいですね。
ポイントが同点の場合は、対象チームの上位2つの順位ポイントで再計算し勝敗を決定します。
合計スコア(得点)が同じ場合は、3つの異なる種目の上位3つのポイントで計算、それでも並んだ場合は、その3種目の合計スコアで決まります。
スコアでかなりの差が出たとしても、ポイントなので1位と2位では1Pしか差がつかないことになります。
フィギュアスケートの団体のルールは、個々に頑張ること以上に、みんなが力を合わせて、チームをメダル圏内に導くことが大事なようですね。
どんな展開となるのか楽しみですね。
★滑走順のルールは?
男子SP(ショートプログラム)→ペアSP(ショートプログラム)→アイスダンスSD(ショートダンス)→女子SP(ショートプログラム)→ペアFS(フリースケーティング)→男子FS(フリースケーティング)→女子FS(フリースケーティング)→アイスダンスFD(ショートダンス)
SPとSDはランキング下位の出場国から演技開始。
FSとFDはSPとSDの終了時点で、順位が下位の出場国から演技開始となります。
★ソチオリンピックフィギュア団体戦の競技スケジュール
・2月6日 男子シングルSP、ペアSP
(2月7日 ソチ五輪開会式)
開会式の前に競技は終わっています。
・2月8日 アイスダンスSD、女子シングルSP、ペアFS
・2月9日 男子シングルFS、女子シングルFS、アイスダンスFD
今後の観戦スケジュール
ショートダンス:8日23時30分~
女子シングルSP:9日1時10分~
ペア(フリー):9日3時05分~
フィギュアスケート団体戦の結果速報です。
フィギュアスケート団体のルールだけでなく、フィギュアスケート全般のルールを知って楽しさ100倍
■フィギュアスケートの男女シングルのルール
ショートプログラムSPはジャンプ、スピン、ステップからなる、規定された7つの必須要素で構成したプログラムを演技します。
男女とも演技時間は2分50秒以内。
フリースタイルFSは、男子は13種類、女子は12種類の規定されたジャンプ、スピン、ステップの要素を使用して、自由に構成したプログラムを演技します。
男子は4分30秒、女子は4分が演技時間の目安(ともに10秒前後の増減が可能)。
男子の方が時間も30秒長いのですね。
フィギュアスケートのジャンプの見分け方の動画がありましたので、Youtubeよりお借りしました。
フィギュアスケートのジャンプは6種類あって、難易度が高い順に、「アクセル」「ルッツ」「フリップ」「ループ」「サルコウ」「トウループ」なんですね。
この6つのジャンプは、ジャンプする際に、スケート靴のどの部分を使うかで2つのグループに分けることが出来ます。
スケート靴のつま先部分(トウピック)でリンクを蹴って跳ぶのが「ルッツ」「フリップ」「トウループ」、スケート靴の刃の部分(エッジ)を使って跳ぶのが「アクセル」「ループ」「サルコウ」です。
ルールとジャンプの種類を知ってるだけでも、フィギュアスケートの観戦が楽しくなりますよ。
今回はフィギュアスケート団体のルールについて書いてみました。
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今回ソチオリンピックでは新種目「フィギュアスケート団体戦」が追加されましたね。
もうフィギュアスケート団体戦のSP男子とペアは開会式前に始まりました。
なぜこのように開会式前に競技が始まるのかって疑問に思いませんか?
実はオリンピック憲章での規定で、大会の開催期間が開会式当日を含めて16日を超えてはならないと定められているそうです。
競技の参加数の関係などで、オリンピック期間内の16日間では、全試合を消化できない競技は、開会式前から始めるということです。
だからソチオリンピックでも開会式前に試合が始まってる競技があったのですね。
今回ソチオリンピックから新たに加わったフィギュアスケート団体戦なので、ちょっとルールがわからない方も多いでしょう。
私もテレビで観戦してみて、ルールがわからなくて、もっとルールを知ってると、楽しみながら応援できると思いましたので、フィギュアスケート団体のルールについて調べてみました。
まずは、フィギュアスケートランキングをチェックしてみてくださいね。
★フィギュアスケート団体戦とは?
男女シングル、ペア、アイスダンスの4種目の合計ポイントで順位を争い、フィギュアスケートの総合力を競う国別対抗戦のことです。
ペア・アイスダンスは、1組の男女による演技となります。
フィギュアスケート団体に参加できる条件はどうなのでしょうか?
★出場できる国のルールは?
選考対象となる複数大会で順位に応じたポイントが与えられ、各国の男女シングル上位各1名、ペア、アイスダンス上位各1組の最大獲得ポイントの合計を集計し、上位10か国が出場できます。
ちなみに選考対象となる複数大会とは、2013年世界選手権、2013年四大陸選手権、2013年ヨーロッパ選手権、2013年世界ジュニアフィギュアスケート選手権、2013年グランプリシリーズ(ファイナル含む)、2013年ジュニアグランプリファイナルを除くジュニアグランプリシリーズです。
★出場資格のルールは?
13年の世界選手権や'13-'14年シーズンのグランプリシリーズ(GP)など、それぞれのシーズンの各種目でもっともよい成績を残した選手(組)の合計ポイントで出場権が決定します。
・出場国の国籍を所持している。
・個人種目の出場権を、3種目以上で獲得していること。
・団体戦に出場する選手は個人戦出場選手より選ばれる。ただし、個人の出場資格のない種目がある場合は、団体要員を出場させることができる。
・FS/FDでは最大2人まで選手を交代できる。
(ペア、ダンスに関しては1組=1人と考えるので最大2組が交代可能。シングル1人+ペア1組等の組み合わせも可能。)交代選手も個人戦出場選手の中から選ばなければならない。
今回のソチオリンピック団体戦出場10か国です。
1.カナダ(6053pt)
2.ロシア(5459pt)
3.アメリカ(5274pt)
4.日本(4062pt)
5.イタリア(3707pt)
6.フランス(3626pt)
7.中国(3609pt)
8.ドイツ(3596pt)
9.ウクライナ(1528pt)
10.イギリス(1261pt)
ここからがいよいよフィギュアスケート団体のルールについて書いていきますね。
★フィギュアスケート団体のルールは?
男女シングル・ペア・アイスダンスの4種目それぞれでショートプログラム(SP)を行います。
このショートプログラムで上位5カ国だった国が、次に進めてフリースタイルを行い、メダルを争うという形になります。
SP・FSともに採点によるスコアで順位をつけ、その順位をポイントに換算。
1位10P、2位9Pと順位が下がるごとにポイントが1ずつ減り、最下位10位では1P。
出場しない種目は0Pとなります。
ショートプログラムで点数を取らないと、フリーには進めないんですね。
全種目の合計だから、難しいですね。
ポイントが同点の場合は、対象チームの上位2つの順位ポイントで再計算し勝敗を決定します。
合計スコア(得点)が同じ場合は、3つの異なる種目の上位3つのポイントで計算、それでも並んだ場合は、その3種目の合計スコアで決まります。
スコアでかなりの差が出たとしても、ポイントなので1位と2位では1Pしか差がつかないことになります。
フィギュアスケートの団体のルールは、個々に頑張ること以上に、みんなが力を合わせて、チームをメダル圏内に導くことが大事なようですね。
どんな展開となるのか楽しみですね。
★滑走順のルールは?
男子SP(ショートプログラム)→ペアSP(ショートプログラム)→アイスダンスSD(ショートダンス)→女子SP(ショートプログラム)→ペアFS(フリースケーティング)→男子FS(フリースケーティング)→女子FS(フリースケーティング)→アイスダンスFD(ショートダンス)
SPとSDはランキング下位の出場国から演技開始。
FSとFDはSPとSDの終了時点で、順位が下位の出場国から演技開始となります。
★ソチオリンピックフィギュア団体戦の競技スケジュール
・2月6日 男子シングルSP、ペアSP
(2月7日 ソチ五輪開会式)
開会式の前に競技は終わっています。
・2月8日 アイスダンスSD、女子シングルSP、ペアFS
・2月9日 男子シングルFS、女子シングルFS、アイスダンスFD
今後の観戦スケジュール
ショートダンス:8日23時30分~
女子シングルSP:9日1時10分~
ペア(フリー):9日3時05分~
フィギュアスケート団体戦の結果速報です。
フィギュアスケート団体のルールだけでなく、フィギュアスケート全般のルールを知って楽しさ100倍
■フィギュアスケートの男女シングルのルール
ショートプログラムSPはジャンプ、スピン、ステップからなる、規定された7つの必須要素で構成したプログラムを演技します。
男女とも演技時間は2分50秒以内。
フリースタイルFSは、男子は13種類、女子は12種類の規定されたジャンプ、スピン、ステップの要素を使用して、自由に構成したプログラムを演技します。
男子は4分30秒、女子は4分が演技時間の目安(ともに10秒前後の増減が可能)。
男子の方が時間も30秒長いのですね。
フィギュアスケートのジャンプの見分け方の動画がありましたので、Youtubeよりお借りしました。
フィギュアスケートのジャンプは6種類あって、難易度が高い順に、「アクセル」「ルッツ」「フリップ」「ループ」「サルコウ」「トウループ」なんですね。
この6つのジャンプは、ジャンプする際に、スケート靴のどの部分を使うかで2つのグループに分けることが出来ます。
スケート靴のつま先部分(トウピック)でリンクを蹴って跳ぶのが「ルッツ」「フリップ」「トウループ」、スケート靴の刃の部分(エッジ)を使って跳ぶのが「アクセル」「ループ」「サルコウ」です。
ルールとジャンプの種類を知ってるだけでも、フィギュアスケートの観戦が楽しくなりますよ。
今回はフィギュアスケート団体のルールについて書いてみました。
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